公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

塾に通っている中学生の子供の成績がなかなか伸びません

塾に通っているのに成績が伸びません・・・

塾を変えるべきでしょうか?

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 塾に高い月謝を払って通わせているのに

成績が上がる気配がないと不安になりますよね。

 

このようなご心配をかかえている保護者様も

多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

まず私の経験から感じた真実を暴露すると・・・

 

ほとんどの塾では、大半(9割くらい)の生徒は、

入塾時から成績はあまり変わっていないのです

 

塾に通えば成績を上げてくれるという

期待感は強く持たれない方がいいでしょう。

 

塾は成績が上がるキッカケを与えるだけで

成績を上げていくのは生徒本人ですから。

 

この部分重要ですよ。

 

ただ、そうは言っても成績が伸びないままですと

月謝と時間の無駄になりますよね。

 

そこで、私の考える転塾検討の目安は6カ月です。

 

半年経っても成績の変化が見られない場合は

指導力不足を疑います。

 

お子様がサボって成績が伸びていないのなら

その状況をご家庭に厳しく伝えるべきですし、

 

そうでないのなら、塾側の指導力不足です。

(基礎学力が著しく低い生徒の場合を除く)

 

6カ月もあれば何かしらの変化は出るはずですよね?

 

は、次に、

塾で成績が変化しない子と驚異的に伸びる子の違いは

いったい何だとあなたは思いますか?

 

・・・

 ・・

 ・

 

先ほどお話ししたのですが、

塾は成績が上がるキッカケを与えるだけで

成績を上げていくのは生徒本人ですから。

に答えが隠されています。

 

成績を上げるキッカケを素直に取り入れ、

キッカケを自分のスキルに生かせるまで

練習をしたかどうかです。

 

ただ、これだけです。

 

多少の頭の良し悪しはあるかもしれませんが、

正直、私も含めた凡人レベルではほとんど差はありません。

 

大きく差があるのは、素直さと意識の高さです。

 

 成績が良くない子が良い子に「頭がいいね」といいますが、

「意識が高いね」と言うべきだと個人的には思います。

 

たかだか公立中学校の勉強程度に

頭の良し悪しは関係ありませんから。

 

「成績がいい」の裏には、素直さと

努力できる意識の高さがあるのです。

 

そして、これは現時点で成績が芳しくなくても

意識と行動で変えていくことは十分に可能なのです。

 

私の印象深い教え子の話をします。

 

===ここから===

 

彼は、中学校初めての定期テストは

確か78番(192人中)でした。

 

初めてのテストが思ったよりも良かったのか?

私のやり方(キッカケ)を無視して我流で勉強していました。

 

それで成績が上がるのなら問題ないので

しばらく本人に任せてみましたが・・・

 

1学期期末テスト、2学期中間テスト、

期末テストと成績を下げ続けました。

 

 そして2学期期末テストは107番になりました。

 

彼は自信を無くしかけていました。

 

学校では、部活でも1年生チームの補欠メンバーで

成績の良い友達達の勉強の話の輪にも入れませんでした。

 

塾内では、私との関係もますます悪くなり、反抗的でしたし、

他の生徒たちも彼を「まあまあ出来る奴」とは見なくなりました。

 

そして、ある日、大人げなく私が怒ってしまいました。

 

すると彼は、ポロリと涙をながしました。

 

彼が帰宅後、私は心配になり電話をしました。

 

結果、彼の意思でそのまま塾は続けることになりましたが、

その際に彼が言った理由が印象的でした。

 

「他に行ける塾がないから」でした。

 

別に彼ならいくらでも受け入れてもらえる塾はあるのですが、

大手進学塾に通う友人たちの会話を聞いてそう思っていたのでしょう。

 

この事件が起こったのは、彼が1年生の3学期の初めの頃でした。

 

それからというもの、私のやり方(キッカケ)を素直に取り入れ

宿題もちゃんとやってくるようになりました。

 

1年生の学年末テスト、2年生の1学期中間テストは

成績下落が止まりましたが、大きく成績は伸びませんでした。

 

そして、2年生の1学期期末テストで奇跡が起こりました。

 

1年生の3学期に50点台だった英語で90点を超えました。

 

英語だけの学年順位は6番!

 

この1つの奇跡が彼に自信を付けさせたのでしょう。

 

2年生の2学期中間テストでは、5教科で10番に

その後も多少の上下はありますが、学年上位7%を

キープできました。

 

成績の自信は部活や友達関係にも影響したみたいで

2年生チームでは、不動のレギュラーを獲得し、

クラスの成績の良いメンバーのテスト話に自然と入りました。

 

ライバル同士、お互いに気になるのでしょうね。

 

そして、あっという間に受験が迫ってきました。

 

学年の上位10%をキープ出来ていれば

彼の志望校は安全圏内でしたので大丈夫だと思っていました。

 

しかし、受験間際になんと本人の希望で

東京の私立高校(一般に偏差値70)を

受験すると言い出して驚きました。

 

1つ年上の従妹が前年度にその学校に合格して

彼らのおばあちゃんがとっても喜んでいたので

自分もチャレンジしようと思ったそうです。

 

それを聞いたとき、その時点で偏差値65前後くらいの

実力だったので、正直、私は無理だと思っていました。

 

保護者様(お母さん)にもその旨は伝えておきました。

 

学校の先生も前例がないので、きっと無理だろうと

思っていたと思います。

 

そして、受験当日がやってきました。

 

お父さんと東京に前日入りして、受験に臨みました。

 

これは、後から聞いた話なのですが、受験が終わった後、

お父さんに「受かったよ!」と言ったそうです。

 

受験は水物なので蓋を開けてみないと分からないものです。

 

彼の受験直後の直感は的中し、見事合格!

 

学校で合格の報告をしたとき、

職員室にいらした彼の担任はもちろん、

学年の先生たちに祝福されたそうです。

 

合格を確信した理由を知りたかったので聞いてみたら

「先生(私)が出来そうな問題をしっかり解ければいい」

と言ったからだそうです(笑)

 

彼の人生は大きく変わりました。

 

1年生の3学期では考えられない結果になりました。

 

===ここまで===

 

彼は飲み込みが良かったわけではありません。

むしろ手が焼いた方です。

 

しかし、私が教えたキッカケを自分のものにして

使えるレベルまで素直さと努力で引き上げました。

 

守破離という言葉ご存じでしょうか?

 

彼は私の教えたキッカケの細部まで真似てくれました。(守)

 

そして、私が認めるレベルまでなってからは

難解な部分だけにそのキッカケを丁寧に使っていました。(破)

 

さらに、受験間際では、英語が超苦手な私が難しいと

感じた東京の私立高校の過去問の英語を読解していました。(離)

 

 この話を読んでどう感じましたか?

 

嘘じゃないの?何自慢しているの?と感じたのなら残念です。

 

ただ、あなたのお子様も彼のようになれる可能性があるのです。

 

正直に言いますが、同じ指導で他にも4人に教えました。

 

彼を含めて5人中、素直に取り入れ続けたのは2人だけ。

 

2人は英語は90点は当たり前に得点できるようになり、

残りの3人は、2人のようにはなりませんでした。

 

2人が3人と違っていたことは?

 

飲み込みの良さではありません。

 

むしろ3人の内2人の方が能力的には高いと感じていました。

 

ただ、素直さとまじめさが残念ながらその時点では欠けていました。

(今後、何かがキッカケで変わることを期待していますが)

 

ここまで読んでいただいた方は恐らく、どんな英語の勉強法なのか?

気になる方もいらっしゃると思いますので、

お伝えしておくとベースは「魔法の線付け法」という方法です。

 

この方法は特別なものではなく、5文型という英語の基本の型を

線をつけながら意識して文構造を把握するという方法です。

 

アマゾンでも売っていますが、公立中学校に通うお子様が

1人で学ぶにはちょっと難しいかもしれませんが。(解答無し)

 

これも、方法を手に入れることは簡単にできます。

 

しかし、その方法を自分で使いこなせる様にするには

真似をしながら反復練習する努力が必要になってきます。

 

自分の目でよく見て、自分の頭で考え、自分の手を動かす

これが成績を上げていく唯一の方法ですから。

 

お気づきですよね?

 

だた、その中にも効率の良いやり方(キッカケ)があります。

 

キッカケを教える側の人間(塾の先生など)は

既にその分野をマスターしていて全体像を判断して

そのキッカケを伝えているはずです。

 

どうすれば、もっと分かりやすくなるかな?

どうすれば、もっと覚えやすくできないかな?

 

私は魔法の線付け法に私が調べて知った知識を

私のフィルターを通して伝えたり、

 

魔法の線付け法を学校の英語にも取り入れやすいように

見本を示しただけです。

 

(ほんと英語が苦手でどう教えようか困っていましたから)

  

ただ、多くの塾は学校の延長のような授業をして、

あなたのお子様は椅子に座ってボーっと聞いているだけでしょう。

 

でも、そういう塾ほど儲かるので大規模化し

広告宣伝費がかけられるので生徒が集まります。

 

たくさん生徒がいれば優秀な子も多いですし、

そうでない子はもっともっと多いです。

 

入塾時から成績の変化はほとんどなく、

高い月謝を払い続けている方がほどんどです。

 

そんな塾で本当に満足ですか?騙されてませんか?

 

1年生で2学期から塾に行かせようかな?

とお考えの保護者様もいらっしゃるでしょうから、

私がオススメする塾のタイプもお伝えしておきます。

 

● 座学が少なく、演習が中心

● 演習に高めの合格ライン設けている

● 塾内にルールがあり、ルールを守れない者は排除する

● 意識の高い子(成績は関係なく)が集まっている

● ベテラン先生がひっそりやっている塾

 

大手の進学塾や大手の個別と真逆のところです。

 

私の知っているところで具体例を挙げるなら

 

・茨城県の河原塾

・群馬県のマイセルフ

・熊本県の慶応スクール

 

どんな事をやっていて、どんな結果を出しているか、

ご自身で検索されて「こんな塾もあるの」と驚いてください。

 

 だいぶ長くなりましたので、今回のまとめです。

 

まとめ

 

◎教えてもらったやり方はまず素直に丁寧に真似してみる!

◎成績を伸ばすのは塾ではなく本人次第!

 

P.S.

このブログでは、成績が上がる方法も紹介していますので

まずはやってみて、続ける辞めるの判断をしてみてはいかかでしょうか?

 

それがキッカケで今回ご紹介した素直な彼のように

人生の選択肢を大きく変わるかもしれませんよ。

 

では。