公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

中学1年生1学期中間テスト返却80点は良いの?悪いの?

あなたのお子様の学校ではもうテスト返却されましたか?

 

私の地域は先週の木・金が中間テストだったようなので

今週にテストが返却されて、順位は今週末くらいでしょうか。

 

80点という点数の意味。8割の得点率。

 

5教科平均で80点を取れていれば400点の大台に乗るわけです。

 

しかし、80点といっても3年生や2年生と比べ1年生の

1学期中間テストにおいては価値が全く違います。

 

3年生や2年生が80点取れれば平均点より+20点前後なので

かなり良い、そして内申点で言えば4以上は確定

平均点が50点台なら5になるレベルです。

 

しかし、1年生の1学期中間テストは、テスト範囲が狭く

また初めてのテストでみんな必死に頑張るので

平均点が高く、そのため80点でも思ったより順位が悪いでしょう。

 

お母さん、ちょっと思い出してみて下さい、中学校時代を。

 

1年生の1学期中間テストの英語って90点以上が続出していませんしたか?

 

私の場合は、90点台後半がクラスの半分以上いましたよ。

 

ということは、80点取っていても平均以下だったことになりますよね。

 

あなたのお子様のテストの難易度(平均点)が具体的に分からないので

80点は凄いかもしれませんが、一般的な地方の公立中学校では

1年生1学期中間テストの80点は普通なのです。

 

「私の子供は80点台だったから良くないのね」

と落ち込む必要は全くありませんよ!

 

順位が出されて1学年296番中154番だったとしても

焦りも落胆も全く必要ありませんよ。

 

だってまだ1年生の1学期中間テストですから。

 

慣れないテストにミスは連発するし、解答欄は間違えるし、

裏面にも問題があるのに見落としていたり、そいう部分で

けっこう減点されていますし。

 

間違え方を確認すると良く分かりますよ。

1学期中間テストが悪かった中学1年生がやるべきこと

に記事を書いておきましたよね?

 

まずは、点数や順位に落ち込む前に現状を把握してくださいね。

 

て、ここからが特に重要な話なので真剣に読んでください。

 

テストで80点台を取ったのに、順位が思ったより悪かった場合

あなたが落ち込む以上にお子様はもっと落ち込んでいますよ。

 

お子様は初めての順位を見て自分の能力の基準を心に深く認識してしまいます。

 

「82点取っても193人中98番、真ん中ぐらいなんだ。

みんな頭がいいんだ。頑張ってもこの順位なんだから、

僕はできないんだ。」という、認識が埋め込まれて自覚しまうのです。

 

その自覚が能力ややる気にブレーキをかけてしまうのです。

 

ブレーキがかかればかかるほど「できない」自分を自己否定したくないので、

だんだんと外部の要因のせいにしたり、慰める基準を作ります。

 

「学校の〇〇先生が嫌い」

「塾の先生の授業がつまらない」

「お母さんがうるさいからやる気がなくなる」

「部活が忙しいから」

「部活の〇〇は38点だったよ」

「頭悪いからやっても無理」

「勉強なんてやっても意味ない」

 

こういう言い訳を口にするようになります。

 

でもね、これって子どもだけではないんですよね。

大人だって自己否定を回避するために無意識にやっている事なんですよね。

 

私も自己肯定の言い訳をしているな、と自覚する事が結構あります。

 

あなたも、まずは自己否定を避けるために言い訳や誰かのせいに

している事はないか?日頃の言動を思い返してみてください。

 

どんな時にそうしてしまったのか?

その時にどんな気持ちだったのか?

 

そうすると子供が言い訳をしたくなる気持ちも分かると思いますよ。

 

本当は、もっと成績を上げたい!もっとできるようになりたい!

と本音を隠すために言い訳をしたりしているのです。

 

そいうことを理解しながら、お子様のブレーキを外していくことが

成績を伸ばしていく上でとても重要なことだと思っています。

 

では、どうすればいいのか?

 

お子様の本音ややる気を引き出しやるい会話をすることです。

 

例えば、テストが悪かった時、

 

子「お母さん、英語82点だけど順位が悪かった」

 

母「何番くらい取りたかったの?」

 

子「50番以内には入りたかった」

 

母「50番以内に入るためにどうすればいいと思う?」

 

子「もっと早くからテスト勉強すればいいと思う」

 

母「じゃあ、次のテストは50番以内に入れるように

  早めに準備しようね、お母さんも手伝うから頑張ろうね」

 

子「うん、俺、次は頑張るね」

 

で、この後にこう続けるのです。

 

母「じゃあ、今回のテストの間違えたところを一緒に見てみよう」と。

 

まだ、1年生が始まったばかり、これからいくらでも

挽回できますので安心してください。

 

子供がやる気を出して効率の良い勉強法で学習すれば

ビックリするくらい奇跡のような成績アップしたりしますから。

 

まずは、今後のテストに生かすために

間違い方を親子で調べてみてください。

 

そうすると、あなたのお子様もきっとこう思うはずです。

 

「ミスで点数が悪かったんだ!このミスがなかったら

 僕(私)も普通に96点くらい取れていたんだ!

 次のテストはミスしないように気をつけよう!」と。

 

ね、これで自己否定はだいぶ回避されましたよね?

 

こういうようにブレーキを外してあげてください。

 

お子様の成長と成績アップを願っています。

 

では。