公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

中学生の塾の選び方といつから通い始めるべきなの?

テストが返却され、点数や順位を見て

「そろそろ塾に通わないとマズイかも!」と

焦りを感じているお母さんも多い時期ですね。

 

中学生の塾通いは各ご家庭の考え方や事情がありますが

周りの同級生が塾に通い始めると気になってしまいますよね?

 

そこで、準大手進学塾、地元集団進学塾、個別指導、家庭教師などの経験から

 

①塾に通えば成績が上がるのか?

②通うなら、どんな塾が子供に合うのか?

③塾に通うお得なタイミングは?

 

について、塾関係の先生方から苦情を言われるかもしれませんが

もし、自分に中学生の子供がいたらどうするかな?という基準で

本音を話したいと思います。

 

①塾に通えば成績が上がるのか?

 

あなたの一番の関心事は成績が上がるのかどうか、ですよね?

 

塾に通い始めた次のテストは成績が上がりやすいですが、

ある順位に達してからは成績の伸びはあまりなく

むしろ、停滞するか、下降する子が多いという感覚です。

 

「塾に行っても成績が上がらない」と頻繁に耳にしますが

一般的に塾で満足に成績が伸びる割合は10%程度と言われています。

 

なぜ、成績の伸びが止まってしまう子が多いのか?

 

塾に通い始めた頃は、それまでより勉強量が

必然的に増えるので成績は上がりやすいです。

 

しかし、これは与えられた外部的要因による

成績上昇なのですぐに限界がやってきます。

 

与えられたものをただこなすだけ、

しかも、同じ間違いを繰り返しながら・・・。

 

それで成績をキープできればいいのですが

成績が伸びずやる気がなくなっていく
塾慣れして宿題や小テストに手を抜き始める
学習内容についていけなくなっていく
などで、成績が下がってしまう子も多いのです。

 

では、成績が上がり続ける子と何が違うのか?

 

いくつかありますが、一番は「意識の問題」です。

 

意識の高い子は、自ら成績を上げる行動をしています。

 

宿題は何となくやってお終い、ではなく

間違えた原因を知り、出来るように反復し、不明な点は質問します。

 

その積み重ねがあるので学習内容が難しくなっても理解でき、

宿題の量が増えても時間がかからないのでこなせるのです。

 

正直、学習の意識の高い子は塾はそれほど必要でなく

家庭学習でも部活と両立しながら好成績を残します。

 

つまり、塾に通えば成績が上がるか?の質問に対しての

私の答えは、「意識次第」ということになります。

 

内部要因>>>外部要因、なのです。

 

人間は意識的に望んでいることしか実現できないのです。

 

親が無理やり塾に通わせても本人にその気がなければ

大切な時間とお金を無駄にしてしまう可能性が高いです。

 

②通うなら、どんな塾が子供に合うのか?

 

子供の性格によって効果の出やすい塾とそうでない塾があります。

 

これは私の体験なのですが、中3で母親が勝手に塾を変えました。

 

理由は、それまでの塾を妹がとても怖がっていたからです。

 

逆に私はその緊張感のある先生の授業が必死になれるので

好きでしたし、その先生のおかげで意識が高まりました。

 

塾を変わった後、妹の成績はどんどん急上昇していきましたが、

私は何となく塾には行くけど正直つまらなかったですし、

成績維持も塾のおかげといよりも自分でキープしていました。

 

このように、子供の性格と塾の相性は成績アップに影響します。

 

明るく活発なお子様なら、緊張感のある集団進学塾がいいだろうし、

真面目で大人しい子なら、質問のしやすい小規模の集団塾か個別、

目を離すとボーッとしてしまう子であれば、個別か家庭教師がいいでしょう。

 

また、塾の形態だけでなく先生との相性も大切です。

先生の好き嫌いは中学生にとってかなり重要な要因です。

 

もう一点、考慮するべきことがあります。

 

それは、学校生活とのバランスです。

 

部活の活動量、朝練があるのか?放課後の部活は何時に終わるのか?

学校からの宿題量は塾と両立してこなせるのか?十分な睡眠は取れるのか?

など。

 

塾に通わせて成績を上げたいという気持ちも分かりますが

1.健康(肉体的にも精神的にも)

2.成績

が本来の優先順位だと思います。

 

お子様の性格と生活に無理のない塾選びをして欲しいのですが、

正直、部活が終わるまでは家庭学習をしっかりこなせば十分です。

 

③塾に通うお得なタイミングは?

 

ここまで塾は個人的に必要ないような内容を話してきましたが

塾、特に集団の進学塾に通った方がいい時期があります。

 

それは、中3の夏休みからです。

 

部活も終わり、一斉にみんなが受験モードに切り替わるので

ピリピリした空気感に変わります。

 

この時期から集団の進学塾に通うメリットは

受験モートの空気感を味わえる
受験に向けた総復習ができる
受験テクニックを知れる
受験レベルの問題をたくさん練習できる
秋以降は入試本番のような模擬テストを受けられる
志望校の情報が手に入る
などを享受することができます。

 

「でも、それまでも何かやっておきたいのです。」

というのであれば個人的に通信講座がオススメです。

 

先程も話しましたが、外部要因より内部要因の方が

成績を上げるのに必要な要素です。

 

なので、塾に通わずとも学びやすい環境を用意して

習慣化していくことで塾に通う子達に負けません。

 

むしろ、部活も充実でき、睡眠を十分に確保しながら

学校の勉強をしっかり身につけて、さらに補足として

通信講座をやる方が、意識も高まりやすいと思います。

 

なんとなく塾に通っている子達の優先順位は

1.塾(宿題を大量に出す)

2.学校(塾でやるからと油断・睡眠不足で寝る)

3.健康(塾と学校の宿題に追われて睡眠不足)

 

ですが、通信講座は補足として使えるので

1.学校(学校の宿題をしっかりこなすことに集中)

2.健康(しっかり寝て、学校では眠くならない)

3.通信講座(自分の生活と学習レベルに合わせて学習できる)

 

「では、何がオススメなんですか?」

 

地方の標準的な公立中学校に通うお子様であれば

 

1.秀英iD予備校(月謝1万以内)

2.スタディサプリ(月謝1000円程度)

 

実際に無料体験をいろいろ気になるのでしてみるのですが

良かった順に紹介しましたが、実際に通信講座で勉強するのは

あなたのお子様なので、無料体験を受けてから判断して下さいね。

 

1.秀英iD予備校(月謝1万以内)

 

大手進学塾の優秀な先生の映像授業と専用テキストで

学べるので、塾に通っているのと遜色ありません。

 

学校の授業では扱わない問題の授業も充実していますし、

説明も丁寧で話し方も上手い!

 

中学生が好きになる先生の要素たっぷりの授業で

さすが大手予備校の通信講座だな、と関心しました。

 

また、実際の塾では無駄話が結構あったりするのですが

そういう無駄な時間がカットされ1つの授業が短いので

学習効率はかなりいいな、と思いました。

 

しかも映像授業で分からない場合はFAXで

質問もできて、至れり尽せりです。

 

なので、真面目で大人しい成績が真ん中より少し上の子に

とても向いてると思います。

 

ただ、1万円はちょっと高いかな?とは思いますが

それでもリアルの塾に比べたら半額以下ですね。

 

ま、専用テキストと分かりやすい授業なので

1万円でも納得ですね。

 

 2.スタディサプリ(月謝980円)

 

スタディサプリは何といっても安いですのが魅力で

授業内容は基礎と応用の両方が用意されていて充実しています。

 

ただ、授業は少し堅いかな?という感じですが、

英語が得意な子には、関先生の授業はかなりオススメしたいです。

 

家庭学習が出来るお子様なら、成績中間層からTOPの子まで

満足できるパッケージが用意されていますよ。

 

まとめ

意識が高くないと成績は伸びにくい


子供の性格に合った塾を選ぶべき


進学塾は3年の夏期講習からがお得


塾並みの授業も通信講座で受けられる


特に中学1年生のお子様のいるお母さんは

1学期定期テスト結果に焦ってしまうかもしれませんが

塾に預ければ成績が上がるわけではありませんよ。

 

それよりも、学校の宿題をしっかりこなすこと、

学校の授業をしっかり聞くこと、

家庭で学習する習慣をつけておくこと、

 

の方がよっぽど重要で成績を上げるために必要なことなのですよ。

 

では