中学生が定期テストを頑張るなら徹夜でなく早起きが良いの?
1学期期末テストが近づいてきているためか
勉強法に関する記事に訪問者が増えています。
テスト前になる楽に点数が上がる方法を
インターネットで探し回るのでしょうね。
このブログがお役にたてば嬉しいです。
さて、今回は睡眠とテスト勉強について
徹夜がいいのか?それとも早起きがいいのか?
脳科学や健康面から話をしていこうと思います。
脳科学的には夜は早めに寝て、早起きして
朝も勉強するのが良いと言われています。
主な理由は3つ。
1.睡眠中に記憶が整理されて覚えられやすい
2.睡眠でストレスが解消され感情が安定している
3.時間制限があるので集中しやすい
健康面では、成長モルモンが最も分泌されやすい
時間帯は22時~2時といわれています。
その他にも朝は周りが静かなので
勉強もはかどると思いますよ。
脳科学と健康面を総合すると
夜は22時~23時くらいには寝て
朝は5時~5時半くらいに起きると良さそうです。
23時に寝て5時に起きても睡眠時間は6時間あります。
睡眠の周期、レム睡眠(脳の整理)ノンレム睡眠(脳の休息)
が1.5時間の倍数が良いと言われているので
6時間なら1.5×4回なのでこれもクリアーできていましね。
だた、注意点としてこの方法は早起きできるお子様の場合で
一度寝ると起きない子の場合は夜に頑張るしかありませんよ。
夜は23時に寝て朝は5時に起きる方法をやってみる場合
更に勉強効率を上げたいのなら、
夜に覚えたことの確認に朝を使う
といいですよ。
以前ヘビングハウスの忘却曲線の話をしたのを覚えていますか?
人間の脳は基本的に忘れるように出来ているので
意識的に覚えようとしないと記憶に定着していきません。
その中でも簡単に覚えられる事と覚えられない事もあるし
新しい事を覚えると古い事を忘れてしまうこともあります。
なので、せっかく頑張って覚えた事を定着させるためには
反復して覚えているかを確認する必要がありますよね?
睡眠中に記憶の整理が行われるので
朝に夜に覚えた事が定着しているか確認するには
絶好のチャンスなんですよ。
テスト週間中は部活の朝の練習もないと思いますので
朝の時間を有効に使うようにして下さいね。
では。