公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

2学期に成績上昇したい中1生!夏休みにやっておきたい事

1学期期末テストが私の学区では今日で終わりです。

 

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これで2学期中間テストまでの約3ヶ月間の間は

定期テストがありません。

 

しかも夏休みの1ヶ月間は学校の授業は完全にストップ。

 

この時期は、だらけようと思えばいくらでもだらけられますし

逆にちょっと頑張れば2学期に飛躍することも十分に可能です。

 

ただ、中学生になって初めての夏休みに勉強ばかりでは

つまらないので、部活も遊びも充実させながら過ごせるように

2学期までにやっておきたい最低限の事を紹介します。

 

① 定期テストを使って口頭で社会と理科の復習

 

時事問題以外を満点を取れるまで反復します。

 

「同じテストを解いて意味あるのですか?」

と聞かれるかもしれませんが、

 

定期テストほど重要な内容が詳細に

ギッシリ詰まったテストはありませんよね。

 

そこで親であるあなたに協力してもらいたい事があります。

 

ランダムに定期テスト問題を読んで

社会と理科から各10問ずつ出題してあげて下さい。

 

この時のポイントはゲーム感覚に出題する事です。

 

正解したなら「ピンポーン」とか

不正解なら「残念!正解は○○でした」みたいに。

 

決して「また間違えた、ちゃんと覚えてよ」とかは言わないように。

 

ランダムに出題すると問題が被る事がありますが、

出題した問題に印を付けるなどの工夫をすれば

ランダムに出題しても問題が被る事を防げます。

 

1問2点で100点満点のテストなら

中間テストと期末テストの社会と理科で計200問を

1日に各10問の出題で10日で1巡できます。

 

口頭なので社会と理科を合わせた20問を出題しても

10分もかからないのに、夏休み中になんと3回も

テストしたことになりますよ。

 

これだけ反復すれば強固な長期記憶に

ガッチリと収納されますよね?

 

もう1点アドバイスとして、

できるのであれば朝と夜の2回やると超効果的です。

 

以前の記事でお話したヘビングハウスの忘却曲線のように

復習間隔が短いほど記憶に定着しやすくなりますし、

 

朝に間違えた問題を日中の部活中などに

思い出すことで机に向かわずとも覚えられます。

 

朝に間違えてしまった問題だけは

夜に再挑戦する様にすると超効果的です。

 

② 英語の単語の復習と予習

 

1学期に習った単語で特に需要なものは

教科書の最後の単語一覧で太字になっているはずです。

 

この単語は絶対に確実に書けるようにして下さい。

 

余力がある場合は2学期以降の単語を予習しておくと良いです。

 

英語力=単語量+文法

 

なので、英語に関しては学年なんて関係なく

語彙力を高めておいた方がいいです。

 

書けなくても読めて意味が分かればOKなので

単語量をまずは増やしておきましょう。

 

③ 数学は1学期の計算を早く確実に解けるように復習+α

 

計算力は数学を得意にしていくのに必要不可欠です。

 

なのでコレだけは絶対に特訓しておいてくださいよ。

 

更に余力があれば、小学校の復習をしておくといいです。

 

2学期に方程式を学習するので、

単位変換は復習しておくといいです。

(理科の計算問題でも活躍します)

 

・長さ

cm⇔m⇔km 

 

・重さ

g⇔kg

 

・時間

秒⇔分⇔時

 

・面積

cm2⇔m2

 

・体積

cm3⇔mL 、 cm3⇔m3

 

これらの単位変換をマスターしておきたいです。

 

ここでポイントが1つあります。

 

それは、少数ではなく分数で表現出来る様にする事です。

 

理科は最終的に少数で答えますが、途中計算は分数でOKですし、

数学はむしろ分数で解答する方が数学らしいです。

 

なので、単位変換と同時に分数も復習しておきましょうね。

 

④ 国語でおすすめの2冊

 

国語の答え方が分かってないお子様には

 

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版) [ 福嶋隆史 ]

 出口汪の新日本語トレーニング(1(基礎国語力編 上)) [ 出口汪 ]

 

 がオススメです。

 

やる順番としては、ふくしま式からやって下さい。

 

夏休みだけなら、ふくしま式だけを反復した方がいいかも。

 

問題が理論的で面白いので国語嫌いのお子様でも

楽しく学べると思いますよ。

 

以上が中1生が2学期に飛躍する準備です。

 

中学初の夏休み、部活も遊びも勉強も充実するといいですね。

 

では。