公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

勉強を頑張っているのに成績が伸びない中学生の落とし穴

勉強を頑張っているのになかなか成績が伸びない。

 

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頑張っているのに結果が出ずにもがき苦しんでいる

子供の様子を見ると不憫でなりませんよね。

 

そこで、あなたのお子様の頑張りが結果に結びつく様に

いくつか考えられる問題点についてお話しようと思います。

 

その前に、2つ知っておいて欲しい事があります。

 

この2つの事を知っておけば、伸び悩む時期でも

「頑張って続けよう!」という気が湧いてきます。

 

1つ目は右肩上がりに成績は上がり続けないという事。

 

正しい勉強法で努力を続けていても

毎回のテストで報われる訳ではないのです。

 

上昇⇒キープ⇒キープ⇒上昇⇒キープ⇒キープ⇒キープ・・

の様に上昇と停滞を繰り返しながら上がっていきます。

 

キープの間に次の上昇に向けてパワーを貯めていて

上昇に見合う学力パワーが貯まるとヒョンと上がります。

 

成績が伸び悩む時期がある事を知っておけば

「今は次の上昇の準備中なんだ」と思える様になります。

 

2つ目は上昇するほど伸び幅が小さくなる事。

 

例えば、60点から80点に上げるのと、

80点から90点に上げるのは後者の方が大変です。

 

学年順位も同様で上位ほど伸びにくくなります。

 

 

さて、そろそろ本題に入ろうと思います。

 

先ほどお話した様に、成績は右肩上がりしませんが

努力しているのにもかかわらず、6ヶ月以上も

停滞の時期が続いている場合は問題があります。

 

よくありがち3つのパターンを紹介します。

 

時間の長さに満足して頭を酷使していない

 

机に長い時間向かえる事は立派ですが、

頭を酷使する勉強をしていますか?

 

学力パワーは、解ける問題が増えたか?

確実に暗記したか?で増えるのです。

 

このブログの勉強法で強く主張しているのが

この事なのですよ。

 

教科書を見ながら写すような勉強や

間違えた問題を放置してどんどんやる

問題集も頭を酷使しているとは言えません。

 

頭を一番使うのは、頭の中から知識を絞り出す

アウトプットの勉強です。

 

そしてアウトプットで間違えた問題は正解するまで暗記したり

反復練習するのが成績を伸ばしていく勉強法です。

 

このような勉強は頭が非常に疲れます。

 

筋トレと同じです。

 

負荷のある勉強をしていないから、

勉強時間が長くても成績が伸びないのです。

 

学力レベルに合う勉強をしていない

 

これは、数学や英語でよくあるのですが、

難しすぎる事を頑張っていませんか?

 

成績を上げたいと思うと難しい問題も

出来る様にしたいという気持ちは理解できます。

 

ですが、それは成績アップには遠回りなやり方です。

 

難しい問題は基本的な知識が組み合わさっています。

 

なので基本レベルをより深く理解する事こそが

実は難しい問題を解けるようになる近道なのです。

 

成績上昇に必要な内容とズレている

 

テストに関係ない事に興味を持って勉強すること自体は

とても素晴らしいことです。

 

そして、それは大学入試や社会に出てから役に立つでしょう。

 

だけど中学校で成績アップしたいのなら出題されやすい内容に

絞り込んだ効率的に学習をしていく必要があります。

 

それが学校のワーク、教科書、定期テスト問題、

入試の過去問なのです。

 

学校以外の教材、例えば塾のワークや市販の問題集などで

色々な問題に触れておきたい気持ちも分かります。

 

しかし、あれこれ手を広げるよりも学校の教材に

集中した方が最も定期テストの結果に直結します。

 

色々な問題集を1回解くよりも、学校のワークを

3回繰り返したほうが、より成績は伸びますし、

より強固な基礎力がついていきます。

 

もし、勉強している内容が多すぎるのであれば

まずは学校の教材だけに絞り込んでみて下さい。

 

 

成績を上げたいと思い頑張っている中学生は

私も応援したいと心の底から思っています。

 

勉強を頑張ったから直ぐに結果に結びつかない事もありますが

正しい努力は必ず結果として報われます。

 

その努力が結果に結びつきやすい勉強法は

ブログ内でいくつか紹介していますので

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

では。