中学生の学習タイプに合った塾選びとオススメの塾とは？
１学期期末テストの結果が判明すると
塾通いを検討され始めるご家庭も多いと思います。
が、間違った塾選びをして成績は伸びずないのに
高い塾代だけを払い続けている方が多いいです。
本当に時間とお金がもったいないな、と思うので
今回は、お子様の学習タイプ別の塾の選び方を
個人的な視点で紹介しようと思います。
まずは、学習タイプについて。
これは、ある方から教えていただいたのですが、
人間には４つの行動タイプがあるそうです。
１．なぜタイプ・・・理由に納得してから行動するタイプ
２．何タイプ・・・権威性や他人の意見で行動するタイプ
３．どうやってタイプ・・・方法が分かれば行動するタイプ
４．今すぐタイプ・・・支持を与えられると行動するタイプ
これを中学生の学習タイプに置き換えてみると
１．なぜタイプ
基本的に自立学習ができ、細部まで気になり、
分からない部分や納得できな部分を
自分で見つけられる学力の高い子。
こういう子の質問は質が高く、質問の仕方も上手いです。
例えば、質問する場合、普通の子は
「先生、この問題が分かりません。」
と丸投げするのに対して
なぜタイプの子は
「先生、この問題のここまで分かったけど、
この部分が解説を読んでもよく分かりません。」
とピンポイント質問をしてくることが多いです。
なぜタイプの子に合っている塾の形式は
１・２年生の間は毎日通える自習型の塾で
３年生の夏以降は集団進学塾はオススメ。
基本は自分のペースで自分で決めた勉強を進められて
分からない部分だけ質問できるからです。
基礎学力が高く応用力もあるため３年生の夏以降からは
集団進学塾で入試レベルの演習をどんどんやるべきです。
２．何タイプ
何タイプの子は、与えられたことはそつなくこなすタイプで
理解力があり学力的には平均以上の子に向いています。
このタイプが最も多く「みんなと一緒」が大好きです。
塾で教えてもらったことにあまり疑問を持たずに
素直に解き方を取り入れられるので、
学校では教えない解き方を習うと喜ぶ傾向が強いです。
また、塾から大量の宿題が出されても
「みんなも同じ」と割り切れる。
だから同じ学校の同級生の多くが通っている
大手進学塾がオススメです。
ただ、小手先の解法やテクニックだけでは
最近の入試問題には太刀打ちできなくなりつつあります。
中堅校ならそれでいいですが、TOP校を狙う場合は
解法やテクニックの発生源もしっかり理解するように。
３．どうやってタイプ
どうやってタイプの子は丁寧に１つ１つやり方を
教えられると出来ていくタイプで、学力的には
平均前後くらいの子に多いタイプです。
「どうやって」を細かく説明する必要があるので
授業中にやり方が分からなくなったら
「先生、もう一回説明して下さい」と
気軽に授業が止められる塾がイイです。
なので個人でひっそりとやっている
同じ学力レベルの子が少人数の集団塾がオススメです。
個人で集団形式を取り入れている先生は
かなり教務力がある先生が多いです。
１人の疑問は全体の疑問点と捉えて
関連する内容にまで発展させて
説明してくれる可能性が高いです。
奇跡的な成績上昇をする子を誕生させる事も多々あります。
そして、もう一つオススメがあります。
もし、どうやってタイプで更に真面目な頑張り屋さんなら
質の高い動画の授業もかなり効果的です。
何度も分かるまで繰り返し見られますし、
何といっても自分だけのペースでそれが可能です。
実際に映像授業を見て良かったのが
秀英ｉＤ予備校 自宅学習コース
集団塾でありがちな無駄話が無いため
短時間で重要な部分を学べますし、
オリジナルのテキストを使うので
塾に通っているのと遜色ありません。
ただし注意。
あくまでも自宅でコツコツ進められる
真面目な子だけが向いているのですよ。
家で出来ない子は、塾に通って下さい。
４．今すぐタイプ
今すぐタイプの子は、やる事を指示してあげる必要があります。
学力的にも平均以下で、分からないところがあると
そこで止まって教えてくれるのを待ってしまいます。
なので、１：１の個別か家庭教師がオススメです。
よく勘違いされていますが、個別で１：２とか１：３
のコースを申し込む方が多くいらっしゃいますが
効果はかなり薄い傾向がありますので注意して下さい。
以上、個人的な意見でした。
最近はインターネットを使った学習環境も
どんどん進化してきています。
しかし、塾もたぶん無くならないでしょう。
なぜなら、中学生の勉強で最も難しいのが
「自学する」ことですから。
なので、家で勉強できないのであれば
お金で塾という強制的な環境を買うしかありません。
これは仕方のないことなのでしょう。
しかし、そのお金が無駄にならないように
お子様の性格や学力レベルに合った塾を
選択して結果をしっかり出して下さいね。
では。
