部活などで夏休みも忙しい中学生は朝に勉強時間を確保するべし
中学生の夏休みは、部活、遊びで忙しいと思います。
ついつい勉強が後回しになってしまいますよね？
そこで、部活も遊びも頑張りながら
勉強時間を確保する方法をお話しします。
これからお話しするポイントは３つ。
① 朝の時間を有意義に使おう
② 隙間時間を活用しよう
③ ながら勉強で記憶力UP
順番にお話ししていきます。
① 朝の時間を有意義に使おう
なぜ、朝がいいのか？ 理由は３つ。
理由１ 外部からの誘惑が少ない
エアコンのある現代では、
暑い日中でも涼しさは確保できますが、
静けさは確保できません。
日中は友達の遊びの誘いがあったり、
メールやラインもたくさん届くでしょう。
そんな外部からの刺激が多く
気が散る日中に勉強は捗らないと思います。
早朝は勉強を邪魔する誘惑が少ないので
勉強が捗りますよ。
理由２ 学習効率がとても良い
寝起きの早朝は、睡眠中に記憶の整理とストレスが発散され
脳も心も一日で最も落ち着いた状態です。
学んだ事を吸収しやすいスポンジのような脳は
α波がビンビン、ゾーン状態で集中しています。
理由３ 体と脳が成長する
朝勉をすると、早起きした分だけ
夜は早く眠くなると思います。
成長ホルモンが大量に分泌されると
言われているのが２２時～２時の間です。
早寝をしてこの時間帯に寝ておくことで
体も脳も発達しやすくなります。
体力と脳を成長させておくことも重要ですよね？
② 隙間時間を活用しよう
忙しくて時間がない！という子ほど
隙間時間を上手く活用していません。
一日の隙間時間をかき集めれば
そこそこの勉強時間を確保できます。
例えば、トイレで大きい方をしているときなんかは
５分、１０分はかかりますよね？
テレビドラマのCMの間とか、
部活の始まる前の時間とか。
朝勉の時間で暗記したいことを
１０個くらい１枚のコピー用紙とかに
まとめて持ち歩くといいですよ。
ちょこちょこ見返すうちに覚えてしまうでしょう。
隙間時間に暗記したり、テストしたりすれば
１日１０個くらいは覚わっちゃいますよね？
これ毎日つづけると凄いことになりますよ。
中学３年間で３６５日×１０個＝３６５０個も
それほど苦労せずに覚えられるわけですから。
英単語、漢字、理科や社会の暗記分野に
この習慣を取り入れれば、定期テスト勉強も
かなり楽できますよ。
面倒だとは思いますが、この夏休みに
試しにやってみて効果を確かめてください。
③ ながら勉強で記憶力UP
私の言う「ながら」には２つあります。
１つは、思い出す。
もう１つは、動く。
思い出すの「ながら」とは、隙間時間の利用にも似ていますが、
何かをしているときに覚えているかチェックするということです。
部活中にちょっとした暇があれば、
隙間時間で覚えた事などを覚えているかテストします。
覚えていれば、「よし、覚えた！」と自信になりますし、
覚えていなければ気になって調べたくなります。
この「気になる」ということが脳の記憶にとても良いのです。
なので、ちょこちょこ暗記した事をチェックするテストを
何かをしながら入れてみてください。
もう１つの「ながら」とは。
楽な姿勢で暗記などをしていると
脳に疲労を感じて眠くなったりしませんか？
そんな時に私が教え子たちにやってもらっていたのが
円を描くようにクルクルと歩きまわりながら暗記する方法です。
クルクルと同じところを回っているうちに
脳が活性化させてきて気持ちが良くなります。
ゾーン状態を運動で作り出しているのです。
そうすると、なぜか集中力がアップし、
暗記がかなり捗ります。
騙されたと思って一度やってみてください。
最後におまけ
中学生の勉強の大半はやっぱり暗記が中心です。
これまでの記事で暗記の具体的な方法等を
書いてきましたが、試されたでしょうか？
今回も暗記に効果的な手段や方法を話しました。
そこで、以前の記事で暗記効率を上げる
ヘビングハウスの反復のタイミングについて
もう一度、確認しておいて下さいね。
では。
