公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

中学校の定期テスト返却前の自己採点の具体的なやり方

前回、成績が伸びやすい中学生の特徴の1つとして

テスト返却前の自己採点とテスト結果にズレがない

とお話しした事を覚えていますか?

 

f:id:yoichi4564:20160621150147j:plain

 

今回は、自己採点に力を入れて欲しい教科と理由、

そして自己採点の具体的なやり方についてお話します。

 

まず、積み重ね教科の数学と英語について。

 

数学や英語は計算ミスや綴りミスで減点されたりするので

正確に自己採点する事は難しいです。

 

なので、漠然と「自信あり」「自信なし」「分からない」の

3段階で自己採点をしてみて下さい。

 

テスト直後なら問題を見れば、この3段階の判断は付くはず。

 

自信あり・・○、自信なし・・△、分からない・・×の記号

各問題番号に付けておき、テスト返却後に3つの記号と結果を

見比べてみて下さい。

 

この際に特に確認してもらいたいのが、「自信なし」の問題。

 

「自信なし」は全く手が付けられない訳ではないが

どこか不安が残っている問題ですよね?

 

この問題の中に不安になっている要素が含まれているのです。

 

数学や英語は積み重ねで実力がついていく教科なので

その不安要素を取り除いていくことが積み重ねで

最も楽に成績が伸ばしやすい部分です。

 

次に暗記中心の社会と理解について。

 

理科の計算問題や社会の記述問題の一部を除き

「覚えてる」「覚えてない」で判断できるので

自己採点も「合っている」「間違っている」か

確認できます。

 

では、どうやって自己採点すればいいのか?

 

まずは、

①テスト範囲に指定さてたワークやプリントなどの問題

 

そして、

②教科書

 

とどめに

③資料集

 

の中から正解を探し出して下さい。

 

この作業はちょっと大変かもしれませんので

親も協力してあげるといいと思います。

 

この時に絶対に親がやってはいけない事は

子供を問い詰めることです。

 

「ちゃんとテスト勉強やったの?」

「こんな簡単な問題も間違えたの?」

 

テストからようやく開放されたばかりなのに

こんなこと言われたら怒れてきませんか?

 

なので詰問だけは禁止です。

 

逆にこんな言葉をかけてあげると

次回のテストで頑張ってくれやすくなるでしょう。

 

「この問題もワークから出てるんだね」

「やっぱり教科書の太字は出るんだね」

「資料集も軽く目を通しておいたほうがいいね」

 

こんな会話をするとあなたのお子様はどう思います?

 

きっと「ワークをしっかりやればいいんだ!」とね。

 

やるべき事を本人が自覚しますよね。

 

この様に自己採点の目的は、

自分の学力の状態を知る事の他に

問題の出処を調査する目的もあるのですよ。

 

やる事が明確になれば、

やる気も湧いてきますよね?

 

成績を伸ばそうとテスト前は頑張るのに

テスト後はいい加減な中学生と親が多いです。

 

これは非常に勿体無い事です。

 

テスト後にこそ成績アップの最大のチャンスがある事に

早く気づいてくださいね。

 

では。