公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

夏休みを充実させたい中学生は早寝早起きと昼寝をしよう

ほとんどの公立中学校では1学期期末テストも終わり

受験生以外は気分はもう夏休みですよね?

 

後輩たちの夏休みも結局、部活三昧で終わるのですが

それでも学校が毎日ある通常時に比べると楽チンです。

 

これが出校日を除けば約40日間も自己管理で過ごすので

サボろうと思えば好きなだけサボれます。

 

そなると中学生らしい健全な子は誰でも生活の優先順位を

部活⇒遊び⇒お勉強、となってしまいがちになりますよね?

 

でも、部活と遊びがメインで充実した夏休みと引き換えに

勉強をサボった付けはどこかで精算しなければなりません。

 

夏休みの最後で半泣きで答えを丸写しで課題を何とかこなす。

夏休み課題テストで散々な結果にお母さんに怒られる。

復習不足で2学期以降の学習内容についていけなくなる。etc・・・

 

成績を伸ばすのには時間がかかるけれど落ちるのは一瞬ですからね。

 

本人はもちろん保護者の方も油断しがちですが

2年生の過ごし方はものすごく重要なんですよ。

 

中学校の学習内容の40%を習う学年ですし

量だけでなく内容も急激に難しくなりますから。

 

なので部活と遊びを充実させると同時に勉強にも

時間に余裕のある夏休み中に取り組ませて下さいね。

 

具体的には、

・英語で重要な動詞や不規則動詞を書けるようにしておく

(余裕のある子は過去分詞もセットで覚えてしまおう)

・1年生の座標・比例・反比例を復習しておく

(苦手な子の多い一次関数に関連する内容ですよ)

 

そして、それらの復習や夏休みの課題にコツコツ

じっくり取り組むために早起きがオススメです。

 

早起きがオススメの3つの理由

①睡眠で脳がスッキリして精神的に落ち着いている

②世の中が活発に活動していないから静か

③涼しい

 

早朝5時頃起きて50分を2セットやっても

7時なので部活にも十分に間に合いますよね?

 

朝に勉強しておくと何がいいのかというと

やるべきことを1日の始めにやっておく事で

心理的に充実した気分になれるということです。

 

先ほど話した健全な中学生の優先順位で

勉強は後回しにされがちなのです。

 

それは、勉強が心理的

楽しく無い事、避けたい事、面倒な事だからです。

 

大人でも心理的に負担のある事は後回しにしがちですよね。

 

それを思い切って先にやっておくとスッキリして、

その他の仕事も充実した経験ありますよね?

 

子供も同じなのです。

 

なので朝に勉強を少しでもやっておいて欲しいのです。

 

ですが早起きだけをすると1日の総睡眠時間が減っていまいます。

 

中学生は勉強も大事ですけど、体や精神も成長する時期なので

睡眠はしっかりと取らなければなりません。

 

しかも夏休みは厳しい部活だと長時間も練習したり

運動部だと炎天下の中、走り回ったりするので

体には相当な負担がかかっています。

 

そこで、オススメしたいのは昼寝です。

 

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中学生は細胞が若いのでちょっと仮眠するだけでも

疲労回復できるので、昼寝を取り入れて欲しいです。

 

昼寝をする事で体も頭もスッキリするので

午後からも充実して過ごす事ができます。

 

勉強するのもヨシ、友達と遊ぶのもヨシ。

 

「勉強は朝だけでいいんですか?」と

思われたと思いますので補足しておきます。

 

もちろん早朝勉強だけの2時間だけでは勉強時間が少ないです。

 

なので、残りの勉強時間はどこかで確保する必要がありますが、

早朝勉強をしていれば、残りの勉強時間は、自由に決めて下さい。

 

午前中でもいいし、午後でもいいし、夜でもいいです。

 

ただ、夜はダラダラせずに早寝をオススメしたいと思います。

 

なぜなら、成長ホルモンが最も分泌されやすい時間帯が

22時~2時の間と言われているからです。

 

また、夜ふかししてしまうと早朝勉強のリズムが崩れますし、

2学期が始まって朝起きられないということにもなりかねません。

 

もし、早寝しようと思っても寝付けないのであれば

昼寝の時間を減らすなりして調節してみて下さい。

 

早朝勉強をやって昼寝をしなければ

自然と夜は早めに眠たくなるはずですから。

 

最後に夏休みで身につけた早寝早起きは

2学期が始まっても出来れば続けて欲しいです。

 

そして学校で給食を食べた後は

特に仮眠を取り入れて欲しいです。

 

目をつぶって視覚情報を遮断するだけでも脳は休まります。

 

脳がスッキリした状態で午後からの授業を

しっかり聞いて理解できやすくなりますから。

 

周りの同級生たちが浮かれやすい夏休み。

 

そういう時期に頑張った積み重ねが2学期以降、

そして高校受験で差となっていくのでしょうね。

 

では。