公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

中学定期テストの社会で高得点を取るワーク暗記勉強法

テスト勉強を頑張っているのに定期テストの社会の点数が悪い?

なかなか覚えられなくて社会のテスト勉強に時間がかかってしまう?

社会の点数はそこそこ取れるけど、もっと高得点が狙いたい?

 

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社会は知っているか?知らないか?だけで結果が決まる教科なので、

社会が好きとか嫌いとかは関係なく、覚えて暗記してえしまえば

誰でも点数が取れる教科ですよね?

 

そうは言っても、その暗記ができないから困っているのですよね?

 

そこで今回は、どの教材をどの順番でいつまでにやるのか?について

お話しようと思います。

 

この順番で社会のテスト勉強をやることで暗記効率がグッと上がります。

 

テスト勉強する内容は主に、

ワーク・プリント、教科書・資料集、授業ノートですよね?

 

順番は、ワーク・プリント⇒教科書・資料集⇒授業ノート

テスト勉強を進めていくといいですよ。

 

学校のワークやプリントはテストの形式になっているので

どんな問題がどのように問われるのか?が分かりますよ。

 

問題になっているという事は、重要な部分ということ!

 

つまり、定期テストはもちろん入試でも出やすいということです。

 

まともな学校の先生であれば学習指導要領に従って

入試を意識した問題を作成するはずですよね。

 

なので、ワークからテスト勉強を始めることで迷わなくなり

やることが明確になってくるということなのですよ。

 

ワークを完璧にするだけでも80点は軽く超えますよ。

 

なので、社会のテスト勉強の順番は

ワーク・プリント⇒教科書・資料集⇒授業ノート

で進めていきましょうね!

 

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社会の定期テスト勉強の暗記効率を2倍上げるワークのやり方

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ステップ0(やれる人はやって下さい)

テスト範囲のワークのコピーを2部用意 

 

ワークに書き込む前にコピーを2枚ずつ取っておく。

 

持ち運び用の暗記プリント用とテスト前日の仕上げ用の2枚。

 

※暗記プリントのつくり方は別記事で紹介予定

 

ステップ1

テスト範囲表が分かったら社会のワークを一通りやってしまう

 

この時点での目的は、

漢字まで書ける問題、平仮名で答えられる問題、覚えていない問題

を仕分けして今の状態を把握するための作業です。

 

ポイントは、1問ごとに答え合わせをすることです。

 

「えっ、答え見ながらやっていいのですか?」と勘違いされそうですが

そういうわけではありませんよ。

 

問に自分で答えてから、左に開きぱなしにしている答えで

自分の答えが合っているか答えて欲しいのです。

 

何故かというと、答えた瞬間が設問とのすり合わせがしやすく

問とセットで記憶に残りやすいからです。

 

ここで特に注意してほしいことは、漢字で答えた場合、

一画一画じっくりと確認してくださいね。

 

特に特殊な漢字の人物名とか地域名とかありますよ。

例えば、新潟県のガタとかね。

 

また、1問1答で答え合わせすると感情も利用して暗記できるからです。

 

あれ、何だったけ。思い出せそうだけど思い出せない・・・

で答えを見て「あー、そうだった!」とモヤモヤ感が晴れますよね。

 

この時に脳が問題解決できた幸福感を覚えます。

 

体験を使って覚えたことは深く記憶に残りやすいですよ。

 

平仮名で答えた問題は漢字で答えを薄い赤ペンで正しい漢字を書き込み、

分からなかった問題は答えを薄い赤ペンで書き込みます。

 

ここで暗記して覚えようとしなくてOKですよ。

 

それは別の作業で行いますからね。

 

ここで覚えようとするから時間がかかってしまうのですよ。

割り切ってください。

 

どうですか?これなら2~3時間もあれば終わりませんか?

そして、提出物のワークが終わったことで一安心できますよね?

 

ステップ2

ワークがほぼ完璧に答えられるまで何度も反復

 

社会の暗記は時間がかかるので、テスト週間前半は覚えるまで

1日1時間~2時間は暗記の時間にあてたほうがいいですよ。

 

また、ステップ0で暗記プリントを作った人は

持ち運びができるので、スキマ時間を使って暗記することもできますよ。

※暗記プリントのつくり方は別記事で紹介予定

 

これが重要!

 

暗記効率を上げるために、口頭(口で答える)反復をしてください。

 

書くのと話すのではスピードが違いますよね。

 

「でも、漢字で書けなかったら点数とれないよ」

 

大丈夫ですよ。漢字で最終的に書ける状態にしていきますから。

 

話して答えられる状態になっていれば、漢字は楽に覚えられますよ。

 

ステップ3

漢字で書けるかチェックする

 

ね、漢字の手順もちゃんとあるでしょ!

 

口頭でほぼ完璧に答えられるようになったら

いらない紙などに漢字で答えていきます。

 

ここがポイント

 

漢字が正確に書けたものは○

漢字が書けなかったもの、間違えたものは△

答えが思い出せなかたものは、×

 

この3種類の印をワークの問題の横に小さく書き込んで下さい。

 

例) △(1)新石器時代の人々が使っていた石器を何というか。

のように!

 

印をつけると今の状態がワークを見れば一目瞭然になりますよね?

 

そして、この印が大活躍するのがここからです。

 

○はもう長期記憶に格納されたのでテスト前日の最終チェックまで

ほかっておいて大丈夫です。

 

反復で繰り返すのは、△と×です。

 

ワークが完璧な状態までやるべき事の量が減って気分が楽になるし

あともう少しとやる気が湧いてきませんか?

 

社会の暗記で圧倒されてしまうのは、覚える量が多すぎるからと

前回の記事で説明しましたよね?

 

このように少しずつ前進している事が感覚的に視覚的に

感じられる、目でわかる体験をすることが重要なのですよ。

 

そして何回か定期テストを重ねていくうちにやることが分かるのです。

 

昔、生徒にこのやり方を教えたところ

「先生、やることがハッキリするね。」と言っていたのを思い出しました。

 

この様ないくつかの勉強法を素直に取り入れた彼は

半年後に学年真ん中から10番以内(約200人中)に上昇しました。

 

さて、話を戻しますね。

 

先ほどの印にはまだ続きがありますよ!

 

反復しているうちに、漢字で書けるようになった、覚えた、という

状態に成長していきますよね。

 

その度に、印も変化させていくのです。

 

例) ○△(1)新石器時代の人々が使っていた石器を何というか。

のように。

 

最終的にワークの問題すべてに○がつけば暗記のステップ完了です。

 

また、たくさん印がついているほど覚えにくかった問題ということが

分かるので、実力テストや入試勉強時に役に立ちそうですよね?

 

勉強は工場の工程と同じなのですよ。

 

ステップ4

ぶっ通しの最終チェック

 

新しいことを覚えると古いことを忘れることってありません?

なので、最後はぶっ通し漢字で問題に答えていくのです。

 

このステップがむちゃくちゃ大事!最後の詰めですから!

 

で、ここで答えられたものは、もう大丈夫!

 

問題なのは、漢字を忘れた!とか思い出せない!問題ですよね。

 

さて、何をしますか?

 

そうです、あの△と×をまた付けておくのですよ。

 

すると、どうでしょう。

 

印のついた問題だけステップ2~4を繰り返せばいいのですね。

 

この作業であれば10分?15分?くらい。

 

これでワークは完璧ですね。

おめでとう!80点以上確定!いや、それ以上でしょ!

 

この後に90点以上を狙っていくための教科書・資料集の

勉強する時間も必要なので、ワークほぼ完璧はテスト週間の

前半3日中くらいにはある程度、仕上げておきましょう。

 

他の教科もありますしね。

 

一番やっかいな社会をある程度の状態に先にしてしまうと

気分がホントに軽くなりますよ。

 

「えー、3日ムリー。」と聞こえてきそうですが

まずは、やってみて下さい。出来ますから。

 

どうでしたか?あなたのお役に立てましたでしょうか?

次回はワークの次、教科書の勉強法についてです。

 

塾で働いていた時代は、苦労して考えた勉強法を真似されたくなかったので

ひた隠しにしたり、生徒に口止めしていましたが、もう自由人なので

赤裸々に暴露していこうと思っています。

 

ブックマークしていただけると必要な時、定期テスト週間とか

受験勉強をする時とかに役に立つかもしれませんよ。

 

では。

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