公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

定期テストで数学が苦手な中学生が+20点上げる勉強法

中学校の定期テスト勉強で一番困っているのが

数学という子も多いのではないでしょうか?

 

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数学は「積み重ね」の教科と言われているように

読解力、考え方、知識、計算力の総合力が必要なので

ある日、突然ジャンプアップして出来るようになりません。

 

しかし、そのことを知らずにいる子もいます。

 

昔、数学の苦手な子たちのテスト勉強の様子を見ていて

気づいたことがありました。

 

それは、学校の数学ワークの応用問題まで

解けるようにしようとしていた!ということです。

 

こういう子たちの特徴は、数学の勉強時間にかなりの

時間を使っていました。

 

その結果、他の教科のテスト勉強に十分な時間を確保できずに

5教科とも中途半端になってしまっていました。

 

どの教科もパットしないと勉強を頑張ろうという気も

湧いてこなくなるのは当然ですよね。

 

そこで、どうすれば数学のテスト勉強時間を減らせるのか?

そして、どうすれば努力を結果として出させてあげられるのか?

考えました。

 

その方法を今回はあなたにお話しますね。

 

この方法を知ることで、

✔ 数学テストで今の実力+20点は簡単に上がる!

✔ 他の教科のテスト勉強時間を確保しやすくなるので

  5教科トータルの得点、つまり学年順位がアップ!

 

早速、勉強法に話したいのですがとても重要な事があります。

 

それは・・・

 

応用問題の2点も基本問題の2点も同じ2点ということ!

 

何が言いたいのかというと、応用問題が解けなくても

基本問題をしっかり得点できればOKだということです。

 

平均点は当たり前、平均点+20点も十分に狙えますよ。

 

普通の公立中学校で普通の先生の作った問題なら

平均点が55点から65点の間になると思うので、

つまり、80点くらいは十分に得点可能ということです。

 

重要なのでもう一度だけ言わせてください。

 

応用問題の2点も基本問題の2点も同じ2点ということ!

 

そんな事はいいから、早くさっさと勉強おしえてよ!

というあなた、それだから成績が伸びないのかもね。

 

では、本題にはいりますね。

 

 

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定期テストで苦手な数学の成績を+20点上げる勉強法

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この勉強法には3つのステップがあります。

 

ステップ1 今の実力を知る!

 

① 定期テスト範囲の学校ワークをやる。

分かる問題、解けそうな問題はどんどんワークに書き込んで

進めて下さい。

 

ここで、1分考えてみても分からない問題は

空白のまま飛ばしておいて下さい。

 

② 答え合わせのタイミングは片面1ページごとにするといいです。

 

ここがポイント!

③ 答え合わせの時に5つの印を問題番号の左側に小さめに書いて下さい。

 

5つの印

 

○・・・完全に理解していて正解だった問題

●・・・正解だったけど、解き方に迷った問題

△・・・解き方は理解しているけど、計算ミスをした問題

▲・・・解説を見て、解けそうだなと思った問題

×・・・解説を見ても分からん!無理だと思った問題

 

例)  △3)みかんが1つ150円でバナナが・・・

(△の左側にあと3回印が書けるくらいの大きさで印を付けること)

 

ステップ2 反復練習する

 

数学は完璧に解ける問題は1週間後も解けます。

なので、○問題は完全放置でOKです。

 

1回目の復習では●、△だけをやって下さい。

 

ワークを一通りやったことで、●や△の中に

自信を持って解ける問題が増えていますよ。

 

自信を持って解いて正解した問題には

○△3)みかんが1つ150円でバナナが・・・

のように印を追加して放置問題にしていって下さい。

 

1回目の復習は●と△がすべて○になるまでやること!

 

ここまででも、今までは計算ミスや不注意のケアレスミス

減点されていた問題もしっかり得点できる実力になっていますよ。

 

つまり、数学の点数が上がる、数学の順位が上がるということですね。

 

さて、ここで終わってしまってはモッタイないので、

次は2回目の復習で+20点を狙いに行きます。

 

2回目の復習は▲にチャレンジです。

 

あら、どうしたことでしょう!

初めてワークを解いた時にはできなかった問題が

解けるようになっているではありませんか!

 

基礎力がついてきたから解ける問題も増えていますよ。

 

この時も、なんとなく解けた●問題、ミスをした△問題が

あると思うので、●▲3)みかんが1つ150円でバナナが・・・

のように印をつけて下さい。

 

そして、▲から●や△に変化した問題を自信がつくまで

反復してチャレンジして下さい。

 

そうすとそのうち自信を持って解ける状態になりますよね?

 

そうしたら、○●▲3)みかんが1つ150円でバナナが・・・

のように○印を追加して書き込んでおいて下さい。

 

さて、ここで

「▲で分からなかった問題はどうするの?」という

疑問が生まれましたよね?

 

ここから先はあなた次第です。

 

ここででも分からない▲問題は捨ててしまってOKです。

(他の教科のテスト勉強に時間を回したほうが賢明です)

 

「でも、ここまで頑張ったからもうちょっと」というのなら

1分ルールで判断して下さい。

 

1分問題を考えてみて解き方が思いつかない問題は

思い切って捨ててしまいましょう。

 

捨てた場合は、×▲3)みかんが1つ150円でバナナが・・・

のように×印をつけて終了です。

 

ステップ3 始めに飛ばして手を付けなかった問題にチャレンジ

 

初めてワークの問題を解いた時に分からない問題は空白のまま

飛ばしていましたよね?

 

最後にこの飛ばした問題にチャレンジしてみて下さい。

 

中には解ける問題があったりします。

 

この際も今までのように印をつけて反復練習をして下さいね。

 

1分ルールで考えても分からない問題は×を付けて

提出のために解答を赤ペンで写して終了です。

 

ここまでやれれば、+20点は簡単に上がりますよ。

 

最後にもう一度だけとても重要なので確認しておきますね。

 

応用問題の2点も基本問題の2点も同じ2点ということ!

 

あれこれ解けるようにするよりも、自信を持ってミスがない

問題を増やすことが数学で得点アップする近道なのですよ。

 

クラスで数人しか解けない問題を解けるようにすることよりも

解ける問題はミスなく確実に得点できる力を身につけて下さいね。

 

では。