公立中学の具体的な成績の上がる定期テスト勉強法

公立中学校に通う中学生向けに8割の生徒が爆発的に成績を上げた効率の良い具体的な定期テスト勉強法を元塾講師が包み隠さず紹介していくブログです

中学校の定期テストで高得点を取れる英語の教科書暗記法

今回はシンプルなのにかなり効果のあった英語の勉強法についてお話します。

 

といっても、

ネットでよく見かける「教科書を暗記しよう!」ということなのですが

その暗記効率を上げる進め方の手順をお伝えします。

 

この方法を真面目に取り入れてくれると、半年以内で

地方の公立中学校であれば学年上位20%に軽く入れます。

 

私は愛知県の中堅都市で公立中学生を指導していた経験があるのですが

この方法の威力は凄まじかったです。

 

1年3学期に平均点以下から半年で90点越えしたり

学校の抜き打ちテストでクラスでたった一人満点だったり

もちろん内申点も5になった子が多かったです。

 

つまり、公立中学校の成績って自頭の良さもありますが

それよりも勉強のやり方次第で学年上位20%位はいけちゃいます。

 

そこに自頭が加われば地元トップ校を目指せる順位も十分に可能なんですよ。

 

次はこの記事を読んでいるあなたのお子様の番ですね!

 

では、早速・・・

 

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公立中学校の定期テストで高得点を取る教科書暗記法(手順)

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※注意

この方法は即効性はありません。日々の積み重ねで効果が出ます。

 

愛知県の中堅都市(岡崎市)の公立中学校では

英語の教科書文を練習するBノートという宿題が

毎日出されます。

 

1日の量としては、教科書片面1ページ分~

見開き1ページ文です。

 

それを15段の英語ノート見開き1ページに

練習するという宿題です。

 

あなたのお子様も同じような宿題が出されているのなら

これからお話する手順で宿題をやるようにして下さいね。

 

そういう宿題が出されていないのであれば

家庭学習に取り入れてみてください。

といっても多分やってくれませんよね(笑)

 

では、手順です。

 

手順には基本5つのステップがあります。

 

ステップ0 ローマ字は大丈夫ですよね!?

 

もし、ローマ字を覚えていないのなら今すぐに覚えさせてください。

 

ローマ字を知らずに英単語を覚えるのは大変ですからね。

 

ステップ1 英文を音読する

 

このステップの意味は英単語が読めるかどうかの確認です。

 

なぜ読めないといけないのか?

読めないものは書けないからです。

 

また英単語の暗記法について別記事にしたいと思いますが

軽く説明しておきますね。

 

リンゴは英語でappleですが、カタカナ表記するとアップルですよね。

 

アップルと読めれば、音と綴りを一致させていくのです。

 

アップルのアはa、ッはppの重なり(ローマ字のルールと同じ)

プはp、ルはleです。

 

問題はルの部分です。ローマ字ではruだけどleですよね。

 

「ルの部分が違う!」と意識できれば覚えやすくないでしょうか?

 

ステップ2 分からない単語を調べておく

 

和訳(英文を日本語にすること)前に意味の分からない単語を

なくしておきます。

 

ステップ3 書ける自信のない単語を探して書けるようにする

 

先ほどお話した方法で英単語は書ける状態にして下さい。

 

Bノートの先頭の2行くらいに練習して下さい。

 

その際に、同じ単語を一列闇雲に練習している子がほとんどだと思いますが

書けるようになることが目的なので1回でもOKです。

 

逆に10回必要なこともあるでしょうが、英単語暗記法の

音と綴りを一致させる方法で覚えれば、多くても3回以内には

ひとまず書けるのではないでしょうか?

 

試しに、リンゴの英単語の綴りを思い出してみてくださいね。

 

ね、ア・ッ・プ・ル、書けましたよね。

 

ここまでで、今回覚える教科書内に分からない単語も

書けない単語もなくなっていますよね?大丈夫ですか?

 

ステップ4 教科書本文をBノートの5線の下に訳していく

 

この時に、頭から訳していくようにして下さい。

 

例えば

 

I  like apples.なら 私は 好きです リンゴが  のように。

 

これを日々やることで日本語で英語の語順の感覚を覚えていきます。

 

前回の記事でお話しましたが、この語順つまり

5文型を意識しながら英語を学習していくことがとても重要です。

 

前回記事

中学校の英語のテスト勉強で58点から94点にした方法

 

これで、訳せない文は無いことになりましたよね?

 

ステップ5 ステップ4の和訳を英訳(英作文)にしていく

 

ステップ4で5線の下に訳した日本語を見ながら

英文にしていきます。

 

ステップ1~4まで手順通りに進めると

あら不思議!英文が書けるではないですか!

 

ステップ6 教科書で一語ずつ赤ペンで答え合わせ

 

左に教科書、右に英語ノートを置いていると思いますが、

左手で教科書の単語を1語ずつ指て指しながら

右手で対応する単語を赤ペンで指しながら答え合わせをして下さい。

 

この答え合わせをいい加減にやってしまうと

間違ったまま覚えてしまうことになるので

1文字1文字確認するくらい慎重にやって下さい。

 

ピリオドを落としたとか、綴りが間違えていたり

間違えた部分は赤ペンで直してください。

(合っているところは何もしなくてOK)

 

こうすることで、覚えるべき部分が赤色でハッキリしますよね。

 

ステップ7 間違えが完全にゼロになるまで繰り返す

 

完璧を目指してステップ3~6を繰り返してください。

 

ただ、初めは慣れるまで少し時間がかかるでしょうけど

1ヶ月もすれば慣れますし、何より英語の感覚が分かってくるし

日頃から定期テスト勉強をしていうるようなものなのです。

 

つまり、テスト週間に英語の勉強でかなり楽できて

高得点も狙えてしまうのですよ。

 

やるか、やらないかは自由ですが、やった子はみんな

英語が好きになりましたよ。(私は未だに嫌いですが)

 

===== ここまで ======

 

さて、この方法を生徒にやらせようとした時に

問題がひとつ起こりました。

 

それは、学校の指示したやり方と違うからと

生徒たちが心配したということです。

 

そこで、怒られたら直せばいいからやってみよう!

と一人の生徒を説得してやらせてみたところ・・・

 

学級通信でBノートのやり方の見本として

クラスに紹介されてしまいました。

 

もし、あなたのお子様にやらせてみるのに不安なら

1度やってみて、先生の判断を仰いでみてください。

 

PS.

 

ブログをサボった先日、中学2年生の息子のいる近所のお父さんから

「塾に行っているのに1年間全く成績が上がらない」から相談したい

ということで飲みに行きました。

 

元塾講師として言いにくいのですが、塾って授業で成績を伸ばすのではなく

大量の宿題を出して成績を上げたりするんですよね。(愛知県)

 

大手進学塾に通わせているご家庭のお母さんは分かっていますよね?

 

結局、問題をたくさん解いて、解ける問題を増やしていくことが

一番の成績アップの近道なんですよね。

 

塾に通わずに通信教育でTOPの子ってそれに気づいているんでしょうね。

 

では。